つながる力:産業振興のこれから トヨタ元役員・嵯峨宏英さん

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これまでの経験を生かし、古里に貢献したいとの思いについて語る嵯峨さん=今年2月、秋田市
これまでの経験を生かし、古里に貢献したいとの思いについて語る嵯峨さん=今年2月、秋田市

 連載「つながる力」は、県出身者や秋田と接点を持った人たちとつながりを強めることで、人口減が進む秋田の活性化に結び付ける取り組みを紹介してきた。締めくくりの第8部では、新型コロナウイルス下で往来や集うことが難しくなる中、これまで登場した人たちにつながる力の可能性について聞いた。

 ◇  ◇

 トヨタ自動車でエンジン開発の中枢を担い、専務役員や取締役を務めた男鹿市出身の嵯峨宏英さん(69)=愛知県豊田市=は、トヨタグループの自動車部品・工作機械大手ジェイテクト(名古屋市)が秋田市にソフトウエア開発の拠点を設立するのを後押しした。トヨタ時代に築いた幅広い人脈や知識を生かし、県内大学で講師を務めるほか、製造業者への助言など地元のために力を発揮している。

 「秋田は人口減少が続いて苦しんでいるのは知っていた。大学を出て入りたいと思う企業が多くないと言われており、トヨタグループの中核であるジェイテクトのような企業が秋田に進出すればいいなという思いがあった」
 「人口流出を食い止め、秋田を日本再生の中心にしたい。秋田に対する思いを伝えることが自分の大切な仕事だと思い、大学の客員教授も引き受け、全力で取り組んでいる」

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