【ルポ大雪(横手)】四八豪雪ってこんな感じ? 年明け早々雪寄せに追われる

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 【横手支社・阿部拓郎】
 年明けくらいゆっくり過ごしたいのに―。

 12月から記録的な大雪に見舞われている県南部。横手市では1日正午までの48時間降雪量が94センチで観測史上最大となり、市民は元旦の朝から雪寄せに追われた。

 記者も自宅アパート、支社前の除雪を行い、合間を見て市民の様子を写真に収めようと市街地に向かった。

連日の大雪で車には1メートル以上の雪が積もり、道路脇にも雪の山ができている=1日午前9時40分ごろ、横手市神明町


 断続的に雪が強まる中、せわしなく流雪溝に雪を投げ入れる市民。市街地を見渡すと1メートル以上も雪が積もっている車もあれば、道路脇には2メートル近い雪の壁も。いつもは2台通れる車道が1台通るのがやっとの場所もある。


 「大変ですね」

 横手市神明町で商業ビルの雪寄せをしていた男性に声を掛けると「大雪の予報通りになって困った。正月も雪寄せで終わってしまいそうだ」とぽつり。

雪で狭くなった車道を進む車=1日午後4時20分ごろ、横手市役所本庁舎近く



 前郷一番町の30代男性は「短期間でこんなに降るのは経験がない。年始だからゆっくりお酒を飲んでいたいのに」と苦笑い。「(1973年の)四八豪雪の時はまだ生まれていなかったけど、こんな感じだったのかな」と疲れ気味だったが「頑張った後のビールが待ち遠しい」とスノーダンプを動かした。

 写真撮影を一通り終え支社に戻ってきたのが昼過ぎ。1度雪寄せしたのがうそのように、建物前の歩道と駐車場がすっぽりと雪で埋もれていた。

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