菅政権、ワーケーション、BB秋田…キーワードで読み解く2021年の秋田

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 2021年が始まった。国内外でどんな出来事があり、どんな話題が発信されるのか。それをどう捉え、判断すべきか。秋田を軸足に、さまざまなキーワードを読み解いた。

■菅政権の課題■ 新型コロナ対策と経済の両立、どう道筋示す


 菅義偉首相にとって、新型コロナウイルス対策と経済の両立が今年も最大の課題となる。本県出身者として初めて首相に就任して約3カ月半、困難な時期のかじ取り役を担ってきた。感染拡大の収束と経済再生に向けた手腕が問われる。

衆院本会議で第99代首相に指名され、起立する菅義偉氏=昨年9月16日


 新型コロナ対策として菅首相は、個々人の基本的な感染防止策の徹底を要請。同時に政府の需要喚起策「Go To キャンペーン」を推進してきたが、昨年12月中旬、今月11日までのトラベル事業の一時停止を余儀なくされた。

 キャンペーンを通じて国内の経済活動を活性化させ、今夏の東京五輪・パラリンピックを成功させる。それが菅首相のシナリオだという。

 緊急事態宣言のように強力な感染防止策を取って人々の活動を抑制し過ぎれば、企業倒産や解雇などがさらに増えて国内経済が持たなくなる―。経済重視の菅首相にはそうした懸念があるようだ。

 だが、その前提となるのは、通常医療と新型コロナの治療を両立できる医療体制を全国的に早急に整備することだ。同時に人の動きを一定程度抑え込み、人の密集を促すような施策を見直すことも必要だ。これらを組み合わせ、感染を収束させた上で経済活動に力を入れるのが順番だろう。専門家らの声を幅広く聴き、慎重にバランスを取りながら政策を進めることが不可欠だ。

 その一方で、地方の実情を知るといわれる首相だからこそ、できることがあるはずだ。本県など人口減少が著しい自治体をどう活性化させるかについて、具体的な道筋をしっかりと示してもらいたい。



この他にも

  • ワーケーション誘致
  • 衆院選
  • 知事選
  • 五輪・パラリンピック
  • BB秋田のJ2参入
  • サキホコレ
  • 縄文遺跡群
  • 洋上風力発電


といったキーワードを読み解くとともに、「あきた『X』年前の出来事」についても振り返ります。

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