雪による事故相次ぎ4人死亡 この冬死者11人に

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軒下の雪の中から男性が心肺停止状態で発見された湯沢市山田の事故現場=6日、午後5時25分ごろ
軒下の雪の中から男性が心肺停止状態で発見された湯沢市山田の事故現場=6日、午後5時25分ごろ

 秋田県警によると、大雪に見舞われている県内陸南部では雪による事故が相次ぎ、湯沢市と大仙市で新たに4人が死亡した。6日午後9時現在の秋田魁新報のまとめでは、この冬の雪による死者は計11人に上った。重軽傷者は県のまとめで99人に上っている。

 6日午後4時半ごろ、湯沢市山田の男性(86)が、自宅敷地内にある小屋の軒下近くで雪に埋まっているのが見つかった。市内の病院に搬送され、約1時間半後に死亡が確認された。

 姿が見えないことに気付いた家族からの連絡を受け、警察や消防が探していた。小屋の屋根にはスコップがあり、湯沢署は、雪下ろしをしていたとみている。

 湯沢市寺沢では6日午後6時半すぎ、民家の屋根の雪が落ち、この家に住む女性(81)の姿が見えないことから隣家の住人が「雪に埋もれているかもしれない」と湯沢署に通報。約40分後、雪の中から女性が心肺停止の状態で発見され、その後死亡が確認された。

 午後9時10分ごろには、大仙市花館の民家敷地内で、高齢の女性が雪の中で死亡しているのが見つかった。署が身元の特定を進めている。

 5日に湯沢市清水町で屋根からの落雪に埋もれ意識不明の重体となっていた同所の男性(47)は6日午前11時すぎ、搬送先の市内の病院で死亡が確認された。死因は低酸素脳症などとみられている。

 雪下ろし中の事故も相次いだ。

 大仙市では81歳と69歳の男性がそれぞれ自宅敷地内でバランスを崩すなどして高さ約2~3メートルの屋根から転落し、足を骨折。63歳の男性も作業中に屋根の上で転倒して頸椎(けいつい)を損傷した。横手市の男性(65)は雪下ろし中にはしごごと約4・2メートル下に落ち、腰の骨を折った。湯沢市の会社員男性(46)もはしごから転落し右足を骨折した。

 屋根からの落雪によるけがも複数あった。湯沢市の男性(72)は自宅敷地内で除雪作業中、屋根からの落雪に巻き込まれ右足首の脱臼骨折と頭部裂傷の重傷。羽後町の女性(26)は屋根から落ちた雪が体に当たって転び、右足の骨を折った。

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