気温上がり落雪注意、軒下は危険 「屋根の雪」に注意

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 低気圧が急速に発達しながら秋田県に接近する中、7日の県内は大雪に見舞われている県南部を含め一時的に気温が高まり、各地で今年の最高となっている。気温の上昇は屋根の落雪を引き起こしやすい。軒下の危険性が高まっている。

 秋田地方気象台によると、7日午前10時現在の最高気温はにかほ市7・3度、由利本荘市本荘5・6度など。大雪に見舞われている横手市は1・9度、湯沢市は0・8度、大仙市大曲は0・5度。

 秋田魁新報のまとめでは、県内でこの冬、屋根からの落雪や雪下ろし中の作業事故など雪の事故の死者が既に11人に上っている。6日も屋根の雪に絡む死亡事故が相次いだ。

 防災科学技術研究所(本所・茨城県つくば市)の研究によると、降雪量が多い中で最高気温が氷点下3度以上になると屋根の雪が滑り、落雪などの事故が起きやすくなるという。横手や湯沢などは7日午前、この条件に当てはまっている。

 研究所の小杉健二室長は「雪がたまりやすい軒下の雪寄せをしたい気持ちも分かるが、落雪の危険が伴う。やむなく軒下で作業する場合は足元だけでなく、屋根の雪の状況にも注意を配ってほしい。雪下ろし作業も危険性が高まる。万が一の時にすぐ救助できるよう、作業は複数人で行い、家族や近所に声掛けを」と話している。

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