大雪続く県南部、歩くのも一苦労 除排雪に追われる【動画】

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 秋田県南部は大雪が続き、道行く人は狭まった歩道の通行に苦労した。自治体は道路の雪の撤去や排雪のスペース確保に追われた。

次のために…雪山崩し排雪場確保に必死 美郷町


 美郷町が六郷地域の街中に設けた排雪場は、これまでに集めた雪が約10メートルの高さに上り、7日は町職員らが今後の降雪でも収容できるよう雪山を崩す作業を行った。

除雪作業に追われるロータリー車とショベルカー=美郷町六郷の排雪場


 この日は朝からショベルカーが雪を崩し、ロータリー除雪車が駐車場全体に吹き飛ばしてならした。この間にも、トラックが住宅街で集めた雪を運び込んでいた。

 ロータリー車を操縦していた町会計年度任用職員の中野正貴さん(41)は「1月上旬にこれだけ早く大きな雪山ができるのは記憶にない」と話した。

 排雪場は公園を冬期に活用。町建設課は「早く雪山を崩さないと、次に雪が降ったときに排雪する場所が確保できなくなる」と対応を急いでいた。

雪の壁に挟まれた歩道、足を取られる状態 湯沢市


 湯沢市材木町にある国道13号脇の歩道は、雪で大幅に狭まっていた。「うわー、車道を歩くのも危ないし…」。7日午前、近くまで徒歩で来た女性が雪の壁に挟まれた道を見てつぶやいた。

積み上がった雪で狭くなった歩道を歩く人=7日午前11時40分ごろ、湯沢市材木町


 歩道は踏み固められた中央部分から少し踏み外すと、すぐ雪に足を取られる状態。女性は「足をけがしていて。私戻ります」と残念そうに話し、元来た道を歩いて行った。

 近くの自宅前で除雪をしていた自営業山勢登さん(57)は「高齢者が車道に出て歩いていることがあって、危ない。除雪車が来てくれればいいけど」と話していた。

事故防止へ町職員も雪の壁崩す作業 羽後町


 道路沿いに壁のように積み上がった雪。羽後町豪雪対策本部は、交差点を通る人の事故防止のため、町全域で雪を崩す作業に当たっている。

雪壁を崩す羽後町職員


 7日は町職員9人が午前9時前に役場を出発。3班に分かれて活動した。同町上中野の町道丁字路では、3人が高さ約180センチの雪をシャベルで崩した。5分ほどかけて80センチほどまで低くし、次の現場へと向かった。

 「このくらいの雪って、大雪の年でも2月くらいの時期の量なんですよね。これからどうなることやら」。作業に当たった農林課職員がつぶやいた。

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