大停電、真冬の秋田を直撃 凍える朝迎えた県民たち

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避難所に身を寄せ、暖を取る近隣住民=8日午前10時ごろ、秋田市南部市民サービスセンター
避難所に身を寄せ、暖を取る近隣住民=8日午前10時ごろ、秋田市南部市民サービスセンター

 最高気温が0度を下回る中、秋田県の秋田市や八峰町などでは7日夜から停電が続いている。住民は厳しい寒さに耐え8日の朝を迎えた。

 「凍えてしまいそうだった」

 8日午前、秋田市御野場の南部市民サービスセンターに孫の男性(35)と避難した仁井田の男性(95)は、厳しい寒さにさらされた前夜を振り返った。

 男性宅では昨夜から停電で暖房が使えなくなった。孫は祖父の就寝後、ガレージに止めた車の中で過ごし、エンジンをかけたままカーラジオやスマートフォンで情報収集しながら夜を明かした。

 「不安で落ち着かず、祖父のことも心配で寝る気にならなかった。まずは祖父を暖かい場所にと思って避難した」

 新屋扇町の西部市民サービスセンターには午前8時半ごろ、近所の女性(83)が息子に送られて避難してきた。暖を取り「あの寒さでは一日中布団に潜っているしかない。暖房のあるところがいい」と安心した様子。

 昨夜は午後7時ごろから自宅が停電し、暖房が使えなくなった。普段使っている電気で温める布団も使えず、足などに使い切りカイロを貼って厚着して早めに就寝した。「電気を使わないで暖を取る方法も用意しておかないと」

 県北部の八峰町では全域での停電が8日午前も続いている。

 八峰町八森で鮮魚青果店を営む男性(58)は昨夜、反射式ストーブとカセットコンロで煮炊きし寒さをしのいだ。「停電がさらに1日、2日と続くようだとさすがにつらい。早く復旧してくれれば」と話した。

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