コロナ下のスタート(2)定年退職 元中学校教員・木内恒さん

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中学1年生の頃から続けているホルンを吹く木内さん
中学1年生の頃から続けているホルンを吹く木内さん

 秋田市の中学校で音楽教員を務め、長年吹奏楽部を指導してきた木内恒さん(60)は昨年3月に定年退職した。新型コロナウイルスの流行で2月末に一斉休校となり、授業も部活指導も納得のいく形で終えられなかった。「喪失感が大きかった。生徒がいない夕方の学校ほど寂しいものはない。こんな生活があるのかと感じた」と振り返る。

 昨年2月下旬には、東日本大震災のボランティア活動を通して交流がある岩手県の中学校と、吹奏楽の合同練習を予定していたが中止になった。岩手の教員仲間からは、休校が決まった時に「家もある。友達も生きている」と生徒たちを励ましたと聞いた。「子どもたちと一生会えないということではない」と気付き、心が軽くなったという。

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