横手で観測史上最大193センチ 12日は落雪、雪崩に注意

お気に入りに登録

 秋田県内は11日も冬型の気圧配置が続いて午前中を中心に雪が降り、横手市では午前9時の積雪が193センチと観測史上最大を更新した。交通機関の乱れが続き、除雪中の事故も相次いだ。秋田地方気象台によると、12日は日中の気温が上がる見込みで、落雪や雪崩への注意が必要。

観測史上最大となる積雪193センチを記録した横手市の街並み。屋根の上には厚い雪が積もり、道路脇には2メートルを超える白い壁ができている=11日午後1時35分ごろ、同市城南町から撮影


 横手市は10日から断続的に雪となり、11日午前9時にこれまで最大だった2011年2月1日の192センチを超えた。その後は降雪が少なく、午後8時現在は181センチとなった。同市の統計は1979年から現在の形で取っており、「四八豪雪」(73~74年)の記録は含まない。

 JR秋田支社によると、雪の影響で奥羽、羽越、五能、北上各線で55本が運休、区間運休し、7本に遅れが出た。12日は羽越線の羽後本荘―新屋間で午前中の運転を見合わせるほか、新屋―秋田間は一部の列車のみ運行、特急いなほ4本が秋田―新潟間の全区間運休する。

 11日は除雪中の事故も各地で発生した。鹿角市花輪の男性(79)は車庫の除雪中にはしごが倒れて転落し、かかとを骨折。北秋田市綴子の農業男性(77)はカーポートの屋根の雪下ろし中、天板を踏み抜いて落下し仙骨を骨折した。羽後町杉宮の女性(68)は自宅前の除雪中、流雪溝に足を踏み外して骨盤骨折の重傷を負った。

 仙北市西木町で看護師女性(45)、大仙市九升田で会社員男性(65)が、それぞれ民家屋根の雪下ろし中に転落し肋骨(ろっこつ)などを折った。


 気象台によると11日午後8時時点の積雪は湯沢市160センチ、由利本荘市矢島133センチ、秋田市43センチなど。12日は低気圧や湿った空気の影響で曇りとなり、夕方から雪や雨が降る見込み。日中は気温が0度を超える予報で、落雪や雪崩による事故に注意を呼び掛けている。

秋田の最新ニュース