停電で給湯器故障 修理依頼が殺到 入浴施設は混雑

お気に入りに登録

 ガスや電気などの給湯器の修理、交換を行うアキオン(秋田市)では8日以降、1日50~100件の修理依頼があった。担当者は「電話が鳴り続いている。順次対応しているが、修理や交換は早くても2週間先になる」と話した。

 東部ガス秋田支社(秋田市)には7~12日に計約1500件の相談があった。社員のほか、メーカーや協力会社と一緒に対応しているものの「全て対応できるのはいつになるか見通せない」とした。

 別の複数の業者によると、大半の故障は屋外に設置している給湯器の配管が停電により凍結し破損したことが要因。メーカー保証の対象外になるケースが多く、費用は依頼者の負担となる可能性が高い。ガス給湯器は新品に交換する場合、1台当たり20万円以上かかるという。

 給湯器の故障により、温かい風呂を求めて入浴施設を利用する人も。秋田市卸町の天然温泉ホテルこまちには、給湯器が壊れたという人からの問い合わせが相次ぎ、11日までの3連休は通常の休日の3倍程度の客が訪れた。秋田市八橋のユーランドホテル八橋は3連休に通常の約2・5倍の入浴客が訪れ、洗い場が空き待ちとなる時間帯もあった。回数券を買う客も多かったという。

 別の入浴施設を利用した秋田市新屋の男性は「業者から、故障した給湯器を見に行くのは来月以降になると言われた。修理費や入浴費は予想外の出費だ」と語った。

秋田の最新ニュース