生活道路の除雪6割にとどまる、秋田市 幹線や歩道はほぼ終了

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 秋田市は12日、市道路豪雪対策本部会議を開き、市内全域で行っている一斉除雪の進み具合などを確認した。同日午前11時時点で幹線道路と歩道の作業をほぼ全て終えた一方、除排雪が完了した生活道路は全体の6割程度にとどまっている。

 市によると、作業の対象は全体で車道1905キロ、歩道268キロ。除雪と排雪を同時に行っているため作業に遅れが生じており、生活道路は13日朝までに約8割の作業を終える見込み。

 市教育委員会は、この日授業を再開した市立小中学校全64校の児童生徒の登校について報告。事故やけがはなかったが、桜小の学区では車道と歩道を分ける白線が雪で見えず、飯島中の学区では信号機の歩行者用押しボタン周辺に雪がたまり近づけないケースがあった。いずれも教職員が児童生徒を誘導するなどして安全を確保した。

 秋田地方気象台の発表では、12日午前10時時点の秋田市の積雪深は39センチ。同本部の設置目安である40センチを下回ったが、穂積志市長は「まだ作業が残っており、市民の安全安心を守る」として本部の設置を当面続ける考えを示した。

県管理の車道計282キロは3巡


 秋田県は12日、秋田市の大雪を受けた道路の除雪について、同日までに管理の対象としている車道計282キロを3巡したことを明らかにした。県民からは道路状況が悪いとの苦情も寄せられており、県秋田地域振興局は「状況を確認した上で順次対応する」としている。

 同振興局によると、県は市内で記録的大雪が降った9日から12日、連日深夜から早朝にかけて県道と県管理国道の除雪作業を進めた。

 また、歩道102キロは10日夜に除雪に着手した。13日早朝までに1巡する見込みという。

 市民からは、除雪後の雪が間口をふさいでいたり、路面がでこぼこしたりしているとして、昨年12月1日から1月12日までに34件の苦情や要望が寄せられた。職員の巡回や県民の情報提供を基に現場を確認し、順次対応しているという。

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