除雪中か、男性2人死亡 県内各地で雪害事故相次ぐ

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商品搬入口の屋根のひさしが倒壊した横手市のイオンスーパーセンター横手南店=13日午後2時40分ごろ(読者提供)


 秋田県内各地で最高気温が0度を上回った12~13日は、雪の事故が相次ぎ、2人が死亡した。秋田魁新報のまとめでは、今冬の雪による死者は計13人。うち7人が落雪によるものとみられる事故だった。


 13日午前8時半ごろ、大仙市上野田の自営業男性(67)が、自宅の軒下で雪に埋まっていると家族から119番があった。男性は市内の病院に運ばれたが、約1時間20分後に死亡が確認された。窒息死だった。大仙署は除雪作業中に屋根からの落雪に巻き込まれたとみている。

 同日午後5時15分ごろには、羽後町払体の住宅敷地内の車庫の軒下で、この家に住む男性(67)が雪に埋もれているのを訪問介護員が発見。心肺停止の状態で町内の病院に搬送されたが、約1時間35分後に死亡が確認された。雪の下から家庭用の除雪機が見つかり、湯沢署は除雪中に落雪に巻き込まれたとみている。

 このほか、13日は大仙市大曲浜町で、自宅屋根の雪下ろしをしていた男性(85)が約5メートル下の圧雪地面に転落し、骨盤などを骨折した。

 鹿角市花輪の男性(83)は自宅玄関からの落雪で、腰の骨を折る重傷を負った。仙北市西木町上桧木内の男性(74)は12日に自宅屋根の落雪に巻き込まれ、13日にあばら骨の骨折が判明した。

雪の重みで倒壊した由利本荘市鳥海町の作業小屋=13日午後0時40分ごろ


 建物被害も相次いだ。横手市婦気大堤のイオンスーパーセンター横手南店では、搬入口のひさしが奥行き約3メートル、幅約36メートルにわたり崩れた。けが人はいなかった。消防によると雪の重みで崩れたとみられる。同市と由利本荘市では作業小屋などが崩れた。

雪により倒壊したとみられる横手市本町の非住家=13日午後4時ごろ

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