時代を語る・進藤義声(7)酒場の舞台で唄披露

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高校卒業後、衣料店などの商店が並ぶ秋田駅前で=昭和30年ごろ
高校卒業後、衣料店などの商店が並ぶ秋田駅前で=昭和30年ごろ

 学芸会を除けば、たくさんの人を前に初めて唄(うた)ったのは小学校6年の時、村の盆踊りのステージだった。それが「初舞台」だ。大会はと言うと、初めて出たのは秋田高定時制在学中の19歳の時。昭和28(1953)年、河辺郡連合青年会芸能大会で優勝した。生まれ育った河辺郡下北手村が秋田市に編入される前の年だ。

 民謡の部には20人ほどが出場したと記憶している。俺は「相馬盆唄」を唄った。民謡の盛んな福島県相馬地方に伝わる盆踊り唄で、当時「秋田馬方節」と並んで得意としていた唄だ。出るからには優勝したい。そのためには当然、唄い慣れたのがいいというんでね。やっぱり緊張したなあ。優勝できて天にも昇るような気持ちだった。

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