県、コロナ警戒レベル3に 仙台との往来「特段の注意を」

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 秋田県内で初の病院クラスター(感染者集団)が発生するなど新型コロナウイルスの感染者が増加している状況を踏まえ、県は18日、5段階に設定した独自の警戒レベルを「2(強い注意喚起)」から「3(協力要請)」へ引き上げた。3への引き上げは、昨年7月下旬に警戒レベルを導入して以来初めて。同日開いた県の新型コロナ対策本部会議で決定した。

 会議では政府が緊急事態宣言を出している11都府県との往来について、インフラ関係の業務や受験、就職活動など「真にやむを得ない場合」を除き、引き続き自粛するよう県民に要請した。

 11都府県以外で感染者が多い地域との往来も、最大限の注意を払うよう求めた。佐竹敬久知事は会議後の会見で、仙台市について「感染を県内へ持ち込んだとみられるケースが結構出ている」とし、特段の注意を呼び掛けた。

 県は警戒レベル3の対応の一つとして、クラスター発生例のある業種への休業・営業時間短縮の要請などを想定していたが、「飲食店でクラスタ-が引き続き発生している状況ではない」として、要請を見送った。

 会議では秋田市の市立秋田総合病院でのクラスター発生が報告され、佐竹知事が「基幹病院が休止となることで、さまざまな面で大きな影響がある。市内の救急搬送の受け入れ先が減ることになるため、交通事故や火事についても注意喚起してほしい」と職員に指示した。

 終了後の会見では最近の県内の感染例として職場や家庭、集会施設などで広がりが見られるとし、「飲食する場合は人と人の距離を十分に取ってほしい。食事中は話をせず、会話の際は必ずマスクを着けてほしい」と強調。

 市立病院でのクラスターに関連し「感染した子どもへの誹謗(ひ/ぼう)中傷の声が聞かれる。絶対にしないでほしい。本当に恥ずべき行為だ」と訴えた。

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