秋田市最大瞬間風速31・8m 県内、暴風雪被害相次ぐ【動画】

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 秋田県内は19日、暴風雪の影響で建物の被害や交通事故、交通機関の乱れが相次いだ。

 秋田地方気象台によると、上空に強い寒気が入り、発達した雪雲が本県にかかった。早朝から昼前にかけては雪を伴った強い風が吹き、最大瞬間風速は秋田市31・8メートル、八峰町八森29・8メートル、にかほ市27・1メートルを観測。午後4時までの24時間降雪量は湯沢市湯の岱41センチ、仙北市角館34センチ、横手市31センチ、秋田市15センチなどとなった。

吹雪の中、寒さに身を縮めながら歩く人たち=19日午前8時15分ごろ、秋田市山王


 県によると、秋田市で20代男性が強風にあおられたドアに左手をはさみ、中指の先端を切断する大けがを負った。同市では住家2棟と、小屋などの非住家5棟で屋根や外壁がはがれる被害もあった。

 県警によると、県内では19日午後4時までに秋田市を中心に33件のスリップ事故があった。けが人はいなかった。

 東北電力ネットワーク秋田支社によると、強風の影響で電線が切れるなどし、男鹿市や大仙市、仙北市の約1600世帯が一時停電した。

 県教育委員会によると、荒天の影響で秋田、秋田南、金足農業、男鹿海洋、男鹿工業、五城目、能代松陽の高校7校が休校。秋田西高は午前中で授業を切り上げた。

吹雪で視界が白くかすむ中、横断歩道を渡る人たち=19日午前8時20分ごろ、秋田市山王


 JR秋田支社によると、大雪と強風の影響で秋田新幹線こまち上下18本が運休。在来線は奥羽線の院内―新庄間と五能線の能代―鰺ケ沢間で終日運休した。このほかの在来線でも一部の運転を見合わせた。きょう20日は花輪線の鹿角花輪―大館間で始発から午後1時ごろまで運転を見合わせる。

 空の便は秋田空港発着と大館能代空港発着の全便が欠航した。

 秋田自動車道や日本海東北自動車道も一部区間が一時通行止めとなった。

 秋田中央交通、秋北バス、羽後交通は仙台線や盛岡線などの高速バスを運休。羽後交通は路線バスの横手市循環バスも運休した。

 きょう20日は冬型の気圧配置が弱まり、曇りや雪となる見込み。

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