猛吹雪が通勤時間帯を直撃、秋田市 各所で渋滞発生【動画】

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 秋田県内は19日、冬型の気圧配置が強まり、沿岸を中心に暴風雪に見舞われた。秋田市では通勤時間帯に猛吹雪となり、交通渋滞や事故が相次いだ。

吹雪で視界が悪くなり、渋滞となった秋田市の山王大通り=19日午前9時15分ごろ


 秋田市では早朝から昼前にかけて断続的に強風が吹き、降雪量も増えた。午前8時49分には最大瞬間風速31・8メートルを記録。激しい地吹雪で視界が遮られる「ホワイトアウト」も発生した。速度を落として走ったり、一時止まったりする車が続出し、各所で渋滞が起こった。

 車通勤をしている同市新屋の50代女性会社員は「風で車がガタガタ揺れて怖かった。自分は間に合ったが、遅刻した人も多かったようだ」。同市御野場の自営業男性(36)は「急いでいるのにのろのろ運転しかできず、進まなくて大変だった」と話した。

 同市中通の自宅から県庁まで徒歩通勤する県職員の男性(46)は、強風で何度も立ち止まり普段の倍の40分ほど掛かったという。「吹雪で眼鏡が凍った。早めに家を出たのに、着いたのは時間ギリギリだった」と語った。

 市内3署によると、同市では午後4時までに14件のスリップ事故が発生。特に吹雪による視界不良が発生した朝の通勤時間帯に、事故や車が雪にタイヤを取られて動けなくなっているとの通報が相次いだ。

暴風雪で渋滞となった秋田市の臨海十字路=19日午前9時ごろ


 秋田中央道路は、同市手形の出口付近でトラックのタイヤが空回りして坂を上れなくなり、午前9時40分ごろから約1時間45分にわたり通行止めとなった。

 日本自動車連盟(JAF)秋田支部によると、市内では吹雪の影響で道路脇の雪壁に衝突したり、雪にはまって動けなくなったりした車からの救援要請が相次いだ。

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