TDK野球部、除雪に汗 由利本荘市内で奉仕活動

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除雪に励むTDK野球部員たち
除雪に励むTDK野球部員たち

 この冬の大雪を受け、社会人野球チームのTDK(秋田県にかほ市)は19日、同社工場がある由利本荘市内で高齢者宅の除雪ボランティアを行った。

 チーム合流前の新卒者2人を除く全部員27人が参加。豪雪地帯の鳥海、東由利地域の高齢者世帯6軒で、5班に分かれて作業を進めた。

 皆川晋(ひろし)主将(27)の班は、東由利舘合の畑山イチ子さん(84)方を担当。軒先には雪が約2・5メートル積み上がり、1階の大半が埋もれたような状態だったが、部員たちはスコップやスノーダンプでてきぱきと庭先に寄せ、見る見るうちに雪の山がなくなった。

 市によると、同日午前8時半の東由利の積雪は123センチ。市社会福祉協議会には、高齢者宅から除雪の要望が数多く寄せられているという。畑山さんは「年末の雪寄せで腰を痛めて困っていた。(部員たちが)ザクザクと雪を掘る音が聞こえてきて、本当に頼もしく感じた。とても助かった」と笑顔で話した。

 除雪奉仕はチームとして初の試み。皆川主将は、社会人野球の日本一を争う都市対抗大会に昨季、7年ぶりに出場できたことに触れ「地元の支援や期待を改めて実感した。地域のためにできることをやりたかった」と語った。

 能代松陽高出身の左腕・佐藤開陸さん(20)は「ぬれた雪は重く、量も多くて大変だが、仲間と一緒にやると楽しい。シーズンに入ったら、自分が投げてチームを都市対抗大会に導くつもりで頑張りたい」と話した。

 チームは今月下旬にも市内で同様の除雪ボランティアを行う予定。

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