時代を語る・進藤義声(17)我々は「民謡奉仕団」
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主宰グループ「義声会」がスタートして数年後だから昭和40年代半ばだな、会員たちで老人ホームの慰問活動を始めた。
会の親睦旅行を兼ねた慰問でね、行き先は主に山形県内の老人ホームだった。近場の旅を楽しみながら、民謡の練習の成果を披露しようというわけだ。
せっかくだから本格的にやろうと、慰問の時はグループ名を「秋田民謡奉仕団」という大層なものにした。俺の命名だ。奉仕団の幕も作ったよ。ステージには大きい横断幕を張って、会場の入り口には小さいのを張った。この前、家の中を片付けていたらこの幕が出てきて、ものすごく懐かしくなったなあ。
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