戦禍の記憶:父の手帳 文章から人柄しのぶ

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寅松さんの手帳を見る田口さん

 手のひらにのる小さな手帳に、鉛筆やペンの細かい字がぎっしり並ぶ。手描きの地図、野球のイニングスコア、歌詞らしきものもある。

 田口恵子さん(72)=由利本荘市=の父・小野寅松さんが、旧満州(現中国東北部)での従軍生活を書き込んだ記録だ。寅松さんは、戦地から帰還したものの、田口さんが10歳の時に死去。手帳は、わずかな記憶しかない父のことを知る大切な手掛かりになっている。

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