経団連会長「雇用維持が最優先」 春闘、賃上げ鈍化は不可避

お気に入りに登録
※写真クリックで拡大表示します
2021年春闘交渉のポイント
2021年春闘交渉のポイント

 経団連は26日、主要企業の経営者や産業別労働組合の代表らが参加する「労使フォーラム」を東京都内で開き、2021年春闘が事実上スタートした。新型コロナウイルス禍で企業の経営環境が悪化しており、リンパ腫治療で欠席した経団連の中西宏明会長はメッセージを寄せ「事業継続と雇用の維持が最優先」との見解を表明した。春闘は働き方改革などもテーマになるが、14年から続いた賃上げの勢いは鈍化が避けられそうにない。

 今春闘で、連合は基本給を底上げするベースアップ(ベア)を2%程度要求しているが、中西氏はこの日のメッセージで雇用維持などの重要性を強調した。