がんとともに働く(1)働き手 「治療と両立」に理解を

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良治さんが求職中に書いた履歴書。治療と仕事を両立したいという希望が記されている
良治さんが求職中に書いた履歴書。治療と仕事を両立したいという希望が記されている

 県内では毎年、1万人を超える人が新たにがんになっています。闘病で大きな悩みとなるのが「仕事との両立」です。多額の治療費が継続してかかる一方、仕事との両立が難しくなって収入減に直面する人、中には解雇に追い込まれる人もいます。「治療と仕事」を両立できる環境をどうつくっていくのか、4回にわたって考えます。

 ◇  ◇

 「抗がん剤の副作用で長時間労働ができなくなり、力仕事も難しくなった。経営者からすれば、私は生産性のない人間だったんだと思う」

 がん治療を受けている良治さん(63)=秋田市、仮名=が、13年勤めた市内の中小企業(従業員約140人)での経験を語る。

 がんになったのは54歳の時だ。直腸がんのステージ2と診断され、直腸を全摘。職場復帰したが、3年後に肺への転移と、縦隔リンパ節への転移が見つかった。ステージ4だった。

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