コロナ禍を生き抜く:小松木工(横手市) 陰圧室製造・販売 医師側、感染リスク低減

有料会員向け記事
※写真クリックで拡大表示します
陰圧室の内部と小松社長
陰圧室の内部と小松社長

 横手市大雄の小松木工(小松俊晴社長)は、新型コロナウイルス感染症の拡大を受け、ウイルスや細菌が外部に漏れないよう室内の気圧を下げられる「陰圧室」を製造・販売している。自社で企画、設計し、2月末までに秋田市や男鹿市の3医療機関に納品することが決まっている。今後は事業の柱の一つにしたい考えだ。

 29日には秋田市のささはら内科医院に第1号を納品した。箱形の個室(幅2メートル、奥行き4・3メートル、高さ2・6メートル)で、屋外に設置して使う。天井のファンが回転することで空気を室外に送り出し、室内の空気圧を低下させる。空気が通るフィルターは99・97%の粒子を吸着できるという。

お気に入りに登録
シェアする

秋田魁新報(紙の新聞)は購読中ですか

紙の新聞を購読中です

秋田魁新報を定期購読中なら、新聞併読コース(新聞購読料のみ)がお得です。

新聞は購読していません

購読してなくてもウェブコースに登録すると、記事を読むことができます。

連載企画:コロナ禍を生き抜く 事業者の取り組み

この連載企画の記事一覧

秋田の最新ニュース