特殊詐欺を許さない:未遂事件(4)夫の治療費と思い込み

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固定電話の受話器に手を掛ける女性。「還付金がある」といううその電話がここにかかってきた
固定電話の受話器に手を掛ける女性。「還付金がある」といううその電話がここにかかってきた

 夫が胃がんになった。グラウンドゴルフが大好きで、元気が取りえだったのに。医師からは「もって半年です」と宣告された。

 2015年の春、秋田市の女性(81)はショックを受けながら病院に泊まり込み、献身的に看病を続けていた。心身が疲れ切っていた。

 医療費の還付に関する連絡が自宅の固定電話にかかってきたのはちょうどそのころだった。

 「秋田市役所です。医療費の還付金の手続きをしていなかったでしょう。2万~3万円くらいの還付はあると思いますよ」

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