特殊詐欺を許さない:教訓 うそ信じる隙、誰にでも

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 連載「未遂事件」では、県南部の女性(79)、秋田市の女性(81)、秋田市の別の女性(83)の3人が経験した特殊詐欺の事例を紹介した=表参照。これらの事例から導き出される教訓を考えたい。

 ケース1の最初のつまずきは詐欺グループからの電話を受けた時、無関係な銀行員を連想したことだった。頭の中で銀行員を関連付けたことで、「現金が引き出された」といううその情報が真実味を帯びることになった。

 ある考えや仮説を「正しい」とする情報を重視したり、そうした情報ばかり集めてしまったりすることを「確証バイアス」と呼ぶ。偏った見方に陥る認知バイアスの一種である。「バイアス」は英語で「偏り」を意味する。

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