がんとともに働く(4)提言 両立支える土壌育んで

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 がんの治療をしながら、これからも働きたい。そう考える人たちが仕事を続けるには、どんな仕組みが必要なのだろう。自身も乳がんの経験者であり、働くがん患者を支援する「NPO法人がんと暮らしを考える会」副理事長の近藤明美さん(50)=埼玉県越谷市、特定社会保険労務士=は「『制度』を整えるよりも先に、大事なことがある」と語る。

 それは「人」を育てることだという。

 「少人数の職場ほど『理解しよう』という思いのある人(上司や同僚)がいるかどうかが大きいです。自分が経験していないことを本当の意味で理解することは難しい。でも『がんなんだから、こうだろう』と思い込んだり決め付けたりせず、がんになった本人の話を聞いて理解しようと努めることは、できるはずです」

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