屋根剥がれ、停電、休校… 県内各地で暴風雪被害【動画】

お気に入りに登録

 16日の秋田県内は強い冬型の気圧配置の影響で暴風雪に見舞われ、3人が重軽傷を負った。公共施設や住宅など139棟で被害が確認されたほか、停電も発生。公共交通機関は運休や欠航が相次いだ。

 秋田地方気象台によると、午後4時現在の各地の最大瞬間風速は秋田市33・2メートル、にかほ市33・0メートル、八峰町八森31・6メートル、鹿角市湯瀬30・4メートルなど。湯沢市湯の岱で観測史上最大の26・9メートルを記録したほか、計10地点で2月の観測史上最大となった。

 県総合防災課によると、由利本荘市の90代女性が風にあおられて転倒し、右脚骨折とみられる重傷。秋田市の男性2人も転倒し軽傷。

 東北電力ネットワーク秋田支社によると16日午後7時現在、倒木や電線の断線により4市の939戸で停電している。前夜からの延べ停電戸数は1万6261戸。

 横手市教育委員会は児童生徒の安全確保が困難として、市立の全23小中学校を臨時休校とした。秋田市では市立4小学校が臨時休校した。

強風で剥がれた小屋のトタン屋根=16日午前7時55分ごろ、大仙市福田

 公共施設や住宅の被害も相次いだ。大仙市福田では、民家の小屋のトタン屋根が市職員の目測で約7メートル四方にわたり剥がれた。横手市平鹿町の醍醐小学校は校舎のトタン屋根が一部剥がれたほか、校舎の窓ガラス2枚が割れた。

横手市の醍醐小校舎で割れているのが見つかった窓ガラス。臨時休校中でけが人はいなかった=16日午前10時5分ごろ

能代市二ツ井町種の県道をふさぐ倒木=16日午後1時ごろ

 能代市では、二ツ井町種の県道が倒木の影響で午前11時45分から約2時間通行止め。市役所に近い同市畠町では、トタン屋根が県道や電線に掛かり一時通行止めとなった。

 交通機関も乱れた。JR秋田支社によると、秋田新幹線こまちは午前中、秋田―盛岡間の臨時運行を見合わせたほか、羽越線と五能線で終日運転を見合わせるなどした。空の便は秋田、大館能代両空港発着の全便が欠航した。

東北電力の停電情報

■詳しいJRの情報はこちらから
鉄道運行情報

秋田の最新ニュース