蚶満寺住職・覚林の生涯を一冊に 和尚を顕彰する会

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「覚林和尚を顕彰する会」の記念誌
「覚林和尚を顕彰する会」の記念誌

 現在の秋田県にかほ市象潟で、江戸後期に一帯の景観を開墾から守った蚶満寺第24世住職・覚林の功績をたたえる「覚林和尚を顕彰する会」(竹内賢会長)が、覚林の生涯や現存する資料を収めた記念誌を製作した。2014年に設立した会は、記念誌の発行を機に活動を終えた。

 入り江に小島が浮かぶ景勝地だった象潟は、1804年(文化元)年の大地震で陸地化した。当時の本荘藩は、島を取り崩して田んぼにしようと計画。これに反対した覚林は閑院宮(かんいんのみや)家に嘆願し、蚶満寺を宮家の祈願所とすることで開発を阻止。藩の怒りを買って捕らえられ、文政5年12月16日(新暦1823年1月27日)に獄死したとされる。

 顕彰する会は、覚林の功績を広く伝えようと、地元有志が2014年に立ち上げた。この年から新暦の命日1月27日に法要を行ってきたほか、17年には蚶満寺境内に覚林の功績を記した解説板を設置した。

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