日々を見つめて(2)北上川と只野さん 考えず、ただ向き合う

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北上川河口の浅瀬でシジミを採る只野さん。震災前はヨシ原が広がっていたという=昨年6月4日
北上川河口の浅瀬でシジミを採る只野さん。震災前はヨシ原が広がっていたという=昨年6月4日

 近所で親しくさせてもらっている只野アキ子さん(74)は、6月になると毎年採れたてのシジミを分けてくれる。貝殻は500円玉よりも大きく、身はふわふわで上品な味わい。みそ汁だけでなく酒蒸しにするのも地元の定番になっている。

 シジミが採れるのは宮城県石巻市北部を流れる北上川の河口。シジミ漁のシーズンが始まった昨年6月、採取の様子を見せてもらった。

 午前8時半。只野さんが操縦する船で河口の中州へ降り立った。最近シジミ採りを手伝い始めたという孫の哲也さん(21)も一緒だ。

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連載企画:日々を見つめて 東日本大震災から10年

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