時代を語る・柳田英明(5)柔道との間で迷いも

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秋田商業高に入学後、レスリング場で=昭和38年ごろ
秋田商業高に入学後、レスリング場で=昭和38年ごろ

 「後がない」とほぞを固めました。秋田商業高を再受験するため、秋田市の予備校に通いました。勉強が嫌いといったわがままが許される状況ではなくなりました。人って不思議です。尻に火がつくと、自分でも驚くほど頑張れるんですね。生涯でこの1年間ほど勉強したことはないんじゃないかな。

 予備校通いでは勉強以外にも学ぶことがありました。人生には壁にぶち当たることが往々にしてある。努力すれば乗り越えられる。片や、力を尽くしても報われないことがある。でも諦めてはいけない。努力なしに何も開けてこないのだから―。勉強以上に大事な教えかもしれません。このことに気付かせてくれた父に感謝しなければならないと思ったものです。

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