時代を語る・柳田英明(8)聖火リレーの走者に
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新潟国体の相手選手(新潟県代表)は学年が一つ上で、中央大に進んでいました。1年遅れて私が明治大に進学。レスリングの大会で顔を合わせる機会が増えました。何回目に会った時だったかなあ、こう打ち明けてきたんです。「おまえには悪いことをした。負けた試合を地元の利で勝たせてもらった」
国体では大抵、開催都道府県が天皇杯や皇后杯の得点稼ぎに躍起になります。新潟国体でもそうだったのではないか、とにおわせてきたと受け止めました。確証があったわけではありせん。もしかしたら違うのかもしれません。
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