滴:玩具職人、まといに込めた思い

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まといの玩具作りに励む渡部さん
まといの玩具作りに励む渡部さん

 小さなスピーカーから流れる音楽と、カッターで紙を切る音が静かに重なり合う。

 秋田市川尻の住宅街の一角に、小物作家・渡部顕(あきら)さん(56)が構える「まとい工房 南天」はある。作業場は2階にある10畳ほどの部屋。全国でも数少ないまとい専門の玩具職人である渡部さんは、ここでまといのミニチュア模型を作っている。

 材料は紙と木。専用の機材でマッチ棒ほどの細さに整えた木の支柱に、紙で作ったパーツを組み合わせていく。高さはおよそ3・5~10センチ。まといの特色である房飾りの「ばれん」は、紙にカッターで細かく切り込みを入れて末広がりになるよう工夫する。繊細な作業の連続だ。

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