聴覚障害者、マスクが意思疎通の妨げに 筆談などで対応を

有料会員向け記事
お気に入りに登録

 新型コロナウイルスの感染を防ぐため着用しているマスクが、聴覚障害者にとってコミュニケーションの妨げとなっている。声が聞こえづらくなり、口の動きが見えなくなるためだ。秋田県聴力障害者協会事務局長の加藤薫さん(66)は「手話以外にも、スマホや筆談で会話はできる。手伝いをお願いされたら、できるだけ対応してもらいたい」と呼び掛ける。

生徒と教員が買い物時のやりとりの工夫を考えた学習会=昨年10月、秋田市南ケ丘の県立聴覚支援学校(同校提供)


 秋田市南ケ丘の県立聴覚支援学校では、昨夏から学習会を開き、買い物時を想定して店員とのやりとりの工夫を考えてきた。寄宿舎を利用する高等部生徒を対象にした生活上の困り事を尋ねるアンケートで、回答の多くが「外出先で店員が何を言っているか分からない」など、買い物時の不便を訴えるものだったからだ。

 学習会には高等部の7人が参加。コンビニでの買い物を想定して、生徒と教員が客と店員を演じながら、さまざまな場面での対応方法を探った。

※この記事は「有料会員向け記事」です。有料会員(新聞併読、電子版単独、ウェブコースM、ウェブコースL)への登録が必要です。
(全文 1263 文字 / 残り 888 文字)

秋田の最新ニュース