ノーベル文学賞後、初の小説発表 イシグロさん、世界同時刊行

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カズオ・イシグロさん
カズオ・イシグロさん

 2017年にノーベル文学賞を受けた長崎市出身の英国人作家カズオ・イシグロさん(66)の受賞後第1作となる長編小説「KLARA AND THE SUN」が2日、世界で同時発売された。邦訳版は「クララとお日さま」と題し早川書房が刊行。オンラインで取材に応じたイシグロさんは「人間はデータに基づき予測できる存在なのかを探った」と話した。

 同作の舞台は、人工知能(AI)や遺伝子操作の技術が進んだ近未来の米国。子どもに寄り添うために作られた「人工親友」のクララを語り手に、人間の孤独や痛みを描く。早川書房によると発売前に3度増刷し、発行部数は計6万5千部。