東大寺へ若狭の清水送る 福井・小浜で春の神事

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東大寺に清水を送る神事「お水送り」で、遠敷川に「お香水」を注ぐ住職ら=2日夜、福井県小浜市
東大寺に清水を送る神事「お水送り」で、遠敷川に「お香水」を注ぐ住職ら=2日夜、福井県小浜市

 福井県小浜市で2日夜、奈良・東大寺の伝統行事「お水取り」に向けて若狭地方から清水を送る春の神事「お水送り」が行われた。遠敷川に「お香水」を注ぐと、10日かけて地下を抜け東大寺の「若狭井」に湧き出るとされる。今年は新型コロナウイルス感染拡大防止のため、観光客の見学やたいまつ行列参加は中止し、地元関係者のみで行われた。

 雨が降ったりやんだりする中、市内の神宮寺境内に大護摩がたかれ、ほら貝の音が鳴り響くと白装束姿の僧侶らが大護摩から炎を移したたいまつを手に、遠敷川沿いを歩いてゆっくり移動。約2キロ先の「鵜の瀬」で住職が竹筒からお香水を注いだ。