わらび座創立70年(1)存亡の危機 1億円超す支援に奮起

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あきた芸術村のわらび劇場。コロナ禍で公演の中止や延期が相次ぎ、わらび座は存亡の危機に見舞われた
あきた芸術村のわらび劇場。コロナ禍で公演の中止や延期が相次ぎ、わらび座は存亡の危機に見舞われた

 わらび座は、前身の楽団「海つばめ」の創立から70周年を迎えた。劇団名は創始者の原太郎(故人)の言葉「黄や紅に花は咲かねどわらびは根っこを誇るもの。山は焼けてもわらびは死なぬ」に由来する。コロナ禍という危機に直面しながら事業継続を目指すわらび座の今を伝える。5回続き。

 ◇  ◇

 「このままでは、5月にも資金が回らなくなる」

 昨年2月、わらび座の山川龍巳社長は異常事態に青ざめていた。4~6月に受け入れを予定していた北海道や東北からの修学旅行に、次々とキャンセルが出始めたからだ。

 原因は、国内で感染が爆発的に広がっていた新型コロナウイルス。「海外で起きた対岸の火事だと思っていたら、あっという間に飛び火した。思わぬ形でグローバル社会の怖さを思い知った」。山川社長はそう振り返る。

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