ケフィア元役員に賠償命令 請求通り1億円超、名古屋地裁

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 加工食品のオーナー制度で多額の資金を集め、1千億円超の負債を抱えて破産した「ケフィア事業振興会」と契約を結んだ岐阜県や愛知県、大阪府などの男女計76人が、同社の元男性役員に損害賠償を求めた訴訟の判決で、名古屋地裁は4日、全員の請求通り計1億2650万円の賠償を命じた。

 同社は、加工食品などのオーナーになれば、数カ月後に利息を付けて支払うとうたって出資者を募り、2018年9月に破産。元代表らが詐欺などの罪で起訴されている。

 唐木浩之裁判長は、同社は既存会員への支払いに、新規会員から集めた金を充てる自転車操業状態だったと指摘した。