東日本大震災10年(2)岩手・赤浜小で被災した芦澤信吾さん 教訓伝えるのは使命

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 津波に襲われる夢を見る機会がまた増えだした。

 「当時の鮮明な場面と現在の光景が入り交じっている。時の流れを感じる」。花巻小学校(岩手県花巻市)の芦澤信吾教諭(42)=三種町出身=が話す。肩が突然重くなるのも決まってこの時期だ。「あの日」の記憶は心と体に深く刻み込まれている。

 2011年3月11日、当時は大槌町立赤浜小学校の2年生の担任だった。午後2時46分、帰りの会の最中に地震が発生した。廊下に出ると、築50年を超える木造校舎が波打って見えた。このままでは倒壊する―。児童と教室から校庭へ飛び出した。

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