県選手・寄せる思い(1)ノーザンブレッツ・小山樹基さん 気仙沼の母校が津波被災

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新シーズンに向け体づくりに励む小山さん=秋田市
新シーズンに向け体づくりに励む小山さん=秋田市

 各地に未曽有の被害をもたらした東日本大震災から3月11日で10年。県内スポーツチームの中にも、さまざまな形で被災した選手がいる。あの日の記憶とその後をたどる。5回続き。

 ◇  ◇

 社会人ラグビー秋田ノーザンブレッツの小山樹基さん(26)=秋田市=は昨夏、古里である宮城県気仙沼市の「気仙沼市東日本大震災遺構・伝承館」を訪れた。津波の被害を物語る光景を9年ぶりに目の当たりにし「よく生きてたな」。つくづくそう感じた。

 2011年3月11日。気仙沼向洋高1年だった小山さんは放課後、グラウンドでラグビー部のチームメートとともにタックルの練習をしていた。激しくぶつかり合う中、最初は地震に気付かなかった。一気に強まった揺れで駐輪場の自転車などが全て倒れ、隣の野球場のナイター照明設備が大きく左右に揺れていた。これまでの地震とは違うとすぐに分かった。

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