釜石と大館の小中生、震災きっかけに交流続く

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釜石市の児童生徒と画面越しに交流する大館市子どもサミットのメンバー
釜石市の児童生徒と画面越しに交流する大館市子どもサミットのメンバー

 東日本大震災をきっかけに始まった秋田県大館市と被災地・岩手県釜石市の子どもたちの交流が、今年も先月に行われた。新型コロナウイルスの感染拡大を受けてオンラインで実施。震災から10年を節目に、2021年度は初めて共通の地域貢献活動を行うことにし、人と人をつなぐ「あいさつ運動」を実践していくことにした。

 交流しているのは、いずれも市立小中学校の児童生徒全員でつくる「大館市子どもサミット」と、釜石市の「かまいし絆会議」。

 震災翌年の12年に釜石市で開かれた全国生徒会サミットに、大館市の代表が参加したのがきっかけ。被災地の現状を知り13年3月、「被災地の人たちが草花を見て少しでも笑顔になれれば」と花を植えるプランターを贈ったのが始まりだ。

 今年はコロナの影響で訪問を見合わせ先月、オンラインで交流した。大館は11人、釜石は絆会議の29人が参加し、双方が実践する地域貢献活動などを紹介し合い、21年度の取り組みを決めた。子どもサミット運営委員長の松澤理湖さん(北陽中2年)は「震災を忘れないとの思いを感じた。私たちも地域と一体となって取り組んでいきたい」と話した。

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