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なぜ、政治の世界に女性が少ないのか。その理由を探るため、秋田魁新報社は1月から2月にかけ、県内の女性議員43人を対象にアンケートを行いました。そこで浮かび上がったのは、議員という仕事への熱意ややりがいとともに、少なからぬ女性議員が直面している差別的な体験や重圧でした。寄せられた回答の一部を4回にわたり紹介します。
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「女子(おなご)のくせに、何できる」
県央のある議員は2010年、初当選した時に市民から掛けられた一言が、忘れられない。〈この言葉が一番最初の壁でした。議員はまだまだ、男社会なのだと感じています〉
この議員だけではない。「女のくせに」―政治の道を志した時、女性議員たちがそうした声を受けていることが、アンケートで分かった。
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