あきた知事選・課題の現場(2)患者減、コロナが拍車 地域医療、維持に危機感

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診察に当たる小野院長。病院には地域の高齢者らが多く訪れる=1日、横手市の市立大森病院
診察に当たる小野院長。病院には地域の高齢者らが多く訪れる=1日、横手市の市立大森病院

 「調子はどう?」。市立大森病院(横手市大森町)の診察室で、内科の診察に当たる小野剛院長(63)が80代女性に問い掛ける。女性は持病があって定期的に通院していて、小野院長は検査結果を示しながら、血糖値と体重が少し増えたことを説明。「薬を増やすのではなく、体を動かして改善しよう。地域の体操教室も始まるだろうから参加して」と丁寧にアドバイスした。

 横手市西部の医療の中核を担う大森病院。新型コロナウイルスの影響で患者は減った。感染拡大による受診控えに加え、1月に発生したクラスター(感染者集団)で約4週間の休診を余儀なくされたことが響いた。県病院協会副会長を務める小野院長は「人口減に伴い数年先に来るとみていた患者の減少が、コロナで前倒しされた」と話す。

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