JA大潟村、合併協議から離脱表明 県単一構想さらに厳しく

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県単一JA構想からの離脱を決めたJA大潟村
県単一JA構想からの離脱を決めたJA大潟村

 JA大潟村(小林肇組合長)は15日、2024年4月の秋田県単一JA発足を目指す合併協議から離脱すると表明した。組合員の意向調査で約9割が単独での運営を支持しており、合併による農家へのメリットは少ないと判断した。離脱は昨年3月に表明したJA秋田やまもと(本店三種町)に続き2例目。県内各JAやJA秋田中央会で18年に決定した県単一JA構想の実現は一層厳しい見通しとなった。

 小林組合長は同日、秋田市の県JAビルで開かれたJAグループ秋田組織再編協議会で離脱を表明。協議会の後、「組合員の目に見えるような合併のメリットがなかった。逆にJAのサービスが低下する懸念がある」と述べた。

 県単一JA構想は全13JAによる合併で財務基盤や農産物販売力の強化などを図る。JA大潟村は組合員数の減少や高齢化が比較的緩やかで、営農指導に充てる賦課金を徴収せず、肥料や農薬などの販売価格も低く抑えてきた。

 先月の組合員意向調査では、回答者の92・5%が単独での運営を支持した。

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