佐竹県政継続か刷新か 秋田県知事選、4氏による争いに

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 任期満了に伴う秋田県知事選が18日告示され、県美容生活衛生同業組合前理事長の新人山本久博氏(69)、元衆院議員の新人村岡敏英氏(60)、現職の佐竹敬久氏(73)、新日本婦人の会県本部前事務局長の新人相場未来子氏(50)の4人が立候補を届け出た。いずれも無所属。新型コロナウイルス下で始まった17日間の選挙戦は、3期12年の佐竹県政を継続するか刷新するかが最大の焦点だ。投開票は4月4日。

山本氏(左上)、村岡氏(右上)、佐竹氏(左下)、相場氏(右下)


 4選を目指す佐竹候補に、新人の3候補が挑む構図。佐竹県政への評価や喫緊の課題である新型コロナウイルス対策、加速する人口減少への対応が争点になる。脱炭素社会を見据えた洋上風力発電の推進や女性活躍についても論戦が交わされる。

 県正庁で立候補受け付けが始まった午前8時半に4陣営が一斉に届け出。各候補者は感染防止策を取りながら秋田市で第一声のマイクを握り、それぞれの主張を訴えた。

 山本候補は秋田市中通のエリアなかいちで出陣式を行った。県民所得が全国平均を下回っていることを課題に挙げ、「洋上風力発電を推進し、豊かな秋田を将来につなげる」と述べた。終日秋田市を回り、出身地の土崎地区でも支援を呼び掛けた。

 村岡候補は秋田市卸町の秋田まるごと市場駐車場で第一声。人口減で秋田の元気が失われているとし「政治がしっかりと産業、雇用をつくらなければならない。所得アップをしっかり進めていく」と訴えた。午後には地盤の由利本荘市とにかほ市で遊説した。

 佐竹候補は秋田市川尻町の事務所前で第一声を上げ、「誰一人取り残さない県政を目指す。17日間全力で訴えながら県民の声なき声をしっかり受け止め、次の県政にしっかり反映させる」と語った。市内を遊説し、新型コロナ終息後の秋田の展望を説いた。

 相場候補はJR秋田駅前で第一声。「新型コロナで大変な思いをしている多くの県民から悲痛な声が寄せられている。皆さんと一緒に命と暮らしを守る県政をつくりたい」と強調した。女性の活躍に向け「県庁内にジェンダー平等課を設置する」とも述べた。

知事選が告示され、秋田市内に掲示された候補者のポスター

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