コロナ打撃、「杉のや」閉店 秋田空港で40年郷土の味提供

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1月末に閉店した「杉のや」の店内=秋田市の秋田空港ターミナルビル
1月末に閉店した「杉のや」の店内=秋田市の秋田空港ターミナルビル

 秋田空港で郷土料理を味わえる店として開港以来親しまれてきた「杉のや」(岡部多美雄社長)が閉店した。新型コロナウイルスの影響で空港利用者が激減し、来店客も大幅に減ってしまったためだ。関係者からは閉店を惜しむ声が聞かれた。

 杉のやは1981年の空港開港時から営業。きりたんぽや稲庭うどんのほか、ジュンサイや比内地鶏など県産食材を使ったメニューを提供し、県内外の観光客や出張客、帰省客らに利用された。空港で県外の商談相手に秋田の郷土料理を振る舞う企業も多かったという。

 最近は空港内の他店との競合などにより売り上げが減少傾向にあり、新型コロナが追い打ちをかけた。20年は4月中旬から6月下旬まで休業し、再開後も経営状況は厳しく、売り上げは前年の3分の1程度まで落ち込んだ。

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