大館市の桜櫓館、1日から公開 国有形文化財、耐震改修終了

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 秋田県大館市所有の国登録有形文化財「桜櫓館(おうろかん)」(同市字中城)の耐震改修工事が終了し、4月1日から一般公開を再開する。2階屋根から突き出たような櫓(展望台)が特徴の和風住宅で、度重なる大火に見舞われた市中心部に残る貴重な昭和初期の木造建築物。西隣に5月6日開庁予定の市新本庁舎が完成したこともあり、注目度が高まりそうだ。

 桜櫓館は、旧大館町長を務めた桜場文蔵氏(1883~1971年)が私邸として33年に建設した。木造2階建て、延べ床面積約310平方メートルで、秋田杉やケヤキをふんだんに使っている。80年に南隣の現大館郵便局敷地から曳家(ひきや)で現在地に移転。99年に国有形文化財に登録された。

 歴史文化を生かしたまちづくりに取り組む市が、歴史的風致形成建造物整備事業として、2018年度に所有者から土地と建物を購入。調査で耐震不足が判明したため、昨年5月から休館にした上で工事を進めていた。

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