ニプロ大館で7回接種の注射器生産へ 新型コロナワクチン

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ニプロ大館工場で生産される7回用注射器
ニプロ大館工場で生産される7回用注射器

 医療機器メーカーのニプロ(大阪市)は来月から、米ファイザー製の新型コロナウイルスワクチン1瓶当たり7回接種できる注射器を秋田県大館市二井田の大館工場で生産する。従来の注射器では5、6回が限度とされていた。コロナワクチンを無駄なく利用できるようになり、接種人数の増加につながると期待される。

 大館工場で生産される7回用注射器は、筒と針を一体化させたインスリン接種用の既存製品を改良する。生産設備は既存のものを改造した。通常の注射器は筒の先や針の中に薬液が残りやすいが、形状を工夫した新製品は筒の先にほとんど残らず、主に針の中に1回当たり約0・002ミリリットルの微量が残る程度という。筋肉注射に対応できるよう既存製品より針の長さと太さを増した。

 3月25日に厚生労働省から製造販売の承認を受けた。大館工場では5月に約50万本、6月以降は月に約100万本を生産する計画。

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