守られぬ「歩行者優先」 県民の8割、横断歩道で一時停止せず

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相次ぐ子どもの交通事故 いのち守るには(上)


 秋田県内でこの春、子どもが死傷する交通事故が続発している。多くは道路を横断中に発生し、19日には横断歩道を渡っていた女子中学生が路線バスにはねられて亡くなった。子どもたちを交通事故から守るにはどうすればいいのか。課題を探る。2回続き。

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 21日昼、由利本荘市岩城勝手の国道7号。能代市の中学2年生(13)が2日前にはねられて亡くなった横断歩道上を、次々と車が行き交う。

 県警によると、今年1月から今月19日までに、中学生以下の子どもが巻き込まれた事故は、過去5年の同期比で最も多い10件。3月以降に8件が集中した。


 10件のうち8件は道路を横断中に起き、うち3件は横断歩道を渡っているさなかの事故だった。

 道路交通法は、信号機の有無にかかわらず、横断歩道での歩行者優先を定めている。歩行者が横断歩道付近に明らかにいない場合以外は、手前ですぐに停止できるよう減速しなければならず、歩行者が渡ろうとしているのに車が一時停止せずに通過すれば、道交法違反(横断歩行者妨害)となる。摘発されると反則金9千円(普通車)と違反点数2点が科される。

 ただ、この決まりを実際に守っている県民は多くない。

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