佐竹知事、観光道路閉鎖案を一部撤回

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 佐竹敬久知事は22日、新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、ゴールデンウイーク(GW)に合わせて岩手、山形県境の観光道路を閉鎖する考えを明らかにした。具体的に八幡平アスピーテラインと鳥海ブルーラインを挙げたが、その後、アスピーテラインについては撤回。ブルーラインについては、23日に判断する方針を示した。

 佐竹氏は同日午前、秋田県議会本会議後に報道陣の取材に応じ、感染対策について説明。GW期間中に県民に訴えたいことを問われると道路閉鎖の必要性に言及し「物理的に閉鎖しないといけない」と述べた。

 ただ、県道路課によると、道路法では道路管理者が通行止めにできる条件を「交通が危険であると認められる場合」と規定している。主に雨や雪といった災害による危険性があることが閉鎖の根拠になるという。

 佐竹氏は午後になってあらためて取材に応じ、すでに今月17日に冬季閉鎖を解除しているアスピーテラインは「(交通の)危険性がない」とし、コロナ対策を理由とした閉鎖の方針を撤回。ブルーラインについては雪による冬季閉鎖が続いていることから、危険性の有無を基準に判断するとした。

 また「(交通の)危険性がないと閉鎖できない」としつつ「本当は超法規でやりたい。強引にやったほうがいい」とも話し、道路閉鎖による往来制限の必要性を強調した。

 このほか、東北と新潟の7県知事が26日、県境をまたぐ往来の自粛を呼び掛ける共同メッセージの発信を検討していることも明らかにした。

 県は今月、コロナの感染警戒レベルを「3」に引き上げ、県民に県外との不要不急の往来自粛を求めている。

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