乗り鉄日和~密を避け、静かに桜をめでる 秋田内陸線編2021年春【動画】

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JR田沢湖線、秋田新幹線と秋田内陸線の乗り継ぎ駅となる角館駅(秋田県仙北市)から徒歩圏内に「武家屋敷通りのシダレザクラ」「桧木内川堤のソメイヨシノ」という秋田県を代表する桜の名所がある。

角館を代表する観光スポット「武家屋敷通り」に咲くシダレザクラ=4月24日午前8時25分ごろ

桧木内川堤のソメイヨシノ=午前8時ごろ

一方、知名度では角館に劣るものの、内陸線沿線には風情のある桜スポットがほかにもたくさんある。コロナ禍で県外観光がはばかられる中、県内の方々は列車に乗って沿線の桜を楽しんではいかがだろうか。県外の皆さんは、コロナ収束後の来年以降に足を運んでいただければ幸いだ。
(取材・鎌田一也)

阿仁合駅から徒歩数分。阿仁河川公園に咲き誇るソメイヨシノ=午後1時5分ごろ

駅から徒歩わずか、桧木内川堤にも負けない圧巻の風景

[阿仁合駅:阿仁河川公園]

角館駅から武家屋敷通りや桧木内川堤に足を運び、角館駅に戻ってくるとなると、合わせて1時間ぐらいは歩く必要がある。阿仁河川公園は、阿仁合駅のすぐ近くにあり、徒歩数分程度で桧木内川堤に負けない圧巻の風景を楽しめる。極端な話、列車の中からでも桜を見ることはできるし、阿仁合より先の駅に用事がある場合でも、阿仁合駅では比較的長時間停車する列車も多いので、合間にホームに降り立ち、列車と桜を絡めた写真を撮ることも十分可能だ。

ちょっとした時間で列車と桜を絡めた写真も簡単に撮れる=午後3時20分ごろ


秋田内陸縦貫鉄道は、阿仁合駅のリニューアル3周年を記念して、「てつどう基地カフェ」というイベントを行っている。普段、乗客が入ることのできない車両基地の最も桜に近い側線に列車を留め置き、即席の花見カフェとして開放するというものだ。カフェを利用するには、内陸線の乗車券(入場券も可)を提示するか、阿仁合駅の売店、もしくはレストラン「こぐま亭」を利用することが必要だ。地元産のお菓子とこぐま亭のドリンク券を詰め合わせた「基地カフェおやつセット」が500円で販売されているので便利(列車に乗り込む前にドリンク券の引き換えをお忘れなく)。

「てつどう基地カフェ」と銘打ち、桜の目の前に列車を留め置き、来場者に開放していた=午後0時半ごろ


今年のカフェ開設は残すところ4月29日、5月1日、2日の3日間限りで、時間も午前11時45分~午後1時(最終入場0時40分)と短いのは残念だが…来年もまたやってくれることを大いに期待したい。

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