安全確保や集客に課題も 八橋開催目指す竿燈まつり

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秋田竿燈まつり(資料写真)
秋田竿燈まつり(資料写真)

 今年の秋田竿燈まつり(8月3~6日)は、新型コロナウイルス対策のため八橋運動公園での開催を目指すことが決まった。観覧を有料の予約席に限定して入場者を管理するのが対策の柱だが、差し手や会場の安全確保、集客面で課題もある。感染状況次第では中止の可能性もある。

 会場となるソユースタジアム、さきがけ八橋球場、あきぎんスタジアムでは、既存の客席に間隔を空けた形で観客に座ってもらう。入場口での検温と全身の消毒、マスク着用を義務付ける。屋台村は健康広場で入場者を制限して実施する予定だが、酒類提供の可否や、飲食そのものを禁止することも今後検討するという。妙技会はCNAアリーナで行う。

 一方で出演者の安全を確保するため、実行委はまつりの2週間前からの健康観察に加え、事前にPCR検査や抗原検査を行うことも検討する。市竿燈会の鈴木文明会長は総会で「マスクやマウスガードを夏の演技中に着けるのは危険」と述べ、健康管理など事前の対策に重点を置く方針だ。

 今年準備する有料観覧席は1日当たり9千席で、竿燈大通りで実施していた例年とほぼ同じ席数。観覧席の販売は実行委の収入の柱で、例年は旅行会社が企画するツアーの団体客が8割、個人客が2割となっている。毎年ほぼ完売となるものの、今年は予約が減って約1千万円の減収となると見込む。収入がゼロとなる無観客での開催は、運営費の面で困難だという。

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